建築用語の基礎知識


あ行

赤旗 荷物が荷台からはみ出た時に付ける赤い旗のこと。建築業界ではデフォルトではこの意味、メーデーの旗でも共産党の機関誌でもない。
一服 休憩のこと。たばこ飲みでなくても一服と言う。なぜなら、お茶やコーヒー(BOSSみたいなショート缶がよく飲まれる)を一服するので。「一服すんべー」(房州弁)
 

か行

仮設柱 工事中に使う仮設の電柱。金属製。一般家庭と違って電力メータがないのは、電気の使用量ではなく仮設柱の使用期間で一律の料金であるため。
腰道具 腰のベルトに下げる工具。
腰袋 腰のベルトに下げる袋。工具などを入れる。
 

さ行

三スケ 三角スケールの略。断面が三角形をした定規。
地鎮祭 建物を建てる前、その土地の神様をなだめるために(?)行われる神道の儀式。
充電 充電式電気ドライバの略。
上棟式 骨組みが屋根まで組み上がった頃に行われる儀式。最近は省略されることも多い。地域によっては「建前」といって屋根の上からお金やお菓子を投げて近所の人にふるまうことも。
スケア、スケ スクエア、つまり平方ミリメートルのなまり。電線の断面積の単位。

た行

テンロク 1.6mmVVFケーブルの略。1.6mmとは銅線の直径。また、2mmのものはそのまま「ニミリ」と呼ぶ。
 

な行

根太(ねだ) 板の裏に入っている木のこと。釘を打つのはネダのある所。
野丁場(のちょうば) 丁場(木造住宅工事)の逆。公共工事など鉄筋コンクリート工事。電気工事屋にとっては、穴っ掘りとか重いケーブルの引き回しなどの多い重労働。
 

は行

BOX切り コンセントやスイッチの配線用に壁板(石膏ボード)の裏に埋め込んだボックスのある位置を金属探知器で探り、回し引き鋸で石膏ボードを四角形に切ること。この後壁紙が貼られ、その後にコンセントやスイッチが付くことになる。
 

ま行

 

や行

養生 建材や家具などに傷が付かないように段ボール紙等で覆って保護すること。
 

ら行

 

わ行

 

英数

 VVFケーブルないしはフラットケーブルの略。電線の一種で、屋内外の配線に広く用いられる。
 

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