DVDレコーダのすゝめ(2/2)

2004/07/13

最後に、私がPSXを使用して感じたことであるが、UI(ユーザ・インターフェース)が、「十字キーに○×ボタン」で操作するという、まさにゲーム機そのものである。ファミコンのRPGとか、Playstationのゲームを使った事のある人なら、何十分か使っていれば、すぐコツが飲み込めるだろう。

私が日常よく口にすることであるが、「テレビゲームは、コンピュータの操作メニューという仕組に慣れるための最適な教材である」。テレビのリモコンは上手に使いこなせても銀行のATMではまごついているおばあちゃんがたまにいるが、恐らく孫とテレビゲームをやったという経験が(いつも「おばあちゃん、もう年で覚えが悪いからこんな難しいの無理だわ」と言って逃げてるので)一度もないに違いない。機械の操作に苦手意識を感じている人は、案外、階層メニューという考えに慣れていないことが多いもので、階層をたどっている途中で迷子になってしまい、結局「こんな難しい機械、下手に触ったら壊れてしまうから止めてしまおう」と諦めてしまうのが落ちである。

銀行のATMや携帯電話をはじめ、様々なコンピュータ機器に使われている階層メニューを使いこなすには、頭の中に、そのメニューの「地図」を思い描かなければならない。そして、「現在自分はその地図のどの位置にいるのか」を常に認識していないと、適切な項目を探し出すことができない。この概念を楽しく手っ取り早く覚える王道こそが、テレビゲームである。PSXのゲーム部分が恐らく一年に数回くらいしか活用されないだろう私が言うのもおかしいかもしれないが、まあ、そんなものでもいい。普段テレビゲームを敬遠している人も、たまには見直してみてはいかが。

PSXは ポケステを使うことができた (?へぇ)

そのままではポケステのカバー(操作パネル)が邪魔して物理的に差し込む事ができないため、公式にはポケステ(ポケットステーション)はPSXのサポート対象外となっていますが、実は裏技があります。ポケステのカバー(操作パネル)部分を外してしまえばPSXのメモリーカードスロットに差す事ができるし、ちゃんと使えるのです。毎回カバーを外すのが面倒なら、カバーを外した状態で使うなり、メモリカードスロットの延長コでも自作するなりしましょう。誰でも考えつきそうな解決法なので、30へぇくらいか。

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