総務省H16.4.21発表資料別紙(1/6)

1 最近の手口

メールに記載されたURLをクリックして、高額な会費を請求される事例における最も典型的なパターンは、以下のとおりです。

1.受信者ごとに異なる識別番号を含むURLが記載された迷惑メールを送りつけ、サイトにアクセスされるのを待つ。

例えば、090▲▲▲●●●の電話番号宛てのメールに、この電話番号に対応した識別番号(下のイメージ図では、321■■a25c)を含むURLを記載し、受信者がこのURLをクリックしてサイトにアクセスしてきた場合、送信者は、当該電話番号の所有者がこのサイトにアクセスしてきたことを確認できます(注)。

こうしたメールは、英数字を用いたメールアドレス宛てではなく、携帯電話のショートメッセージサービス(携帯電話事業者が提供する、電話番号宛てにメールを送ることができるサービス)を利用して送りつけられることが多くなっていますが、これは、アクセスしてきた者の電話番号を把握できるため、後日、入金の督促を電話で行うことができることがその原因と考えられます。

注:メールに記載されたURLをクリックすると当該URLのサイトにジャンプする機能を有する場合に限ります。

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