早わかり十箇条(1/2)

1.「支払えば解放」というあきらめはアリ地獄への第一歩

 脅迫に一度折れて支払うと、カモとして今後しつこくたかられます。
 こちらが下手(したて)に出れば納得するような相手だと思って甘く見てはいけません。
 相手は「払わないと相手に悪い」という善意を悪用して金をむしり取る強盗のようなものですから、心を鬼にして毅然と対処しましょう。

2.勘違いを狙った契約は無効

 業者と客の両方が合意していない限り、契約は成立しません。不当な請求には一切応じないようにしましょう。

3.個人情報を教えるな

 電話番号や住所や氏名等、個人情報は悪徳業者に教えないこと。

4.こちらから業者に連絡するのは最小限にとどめよ

 解約を申し出ても「金を払わなければ解約出来ない」など不当な要求をして、何としても金を引き出そうとするのが彼らの目的です。

5.自宅や会社に来るという脅しは嘘

 直接出向くというのはハッタリです。そんな事に費用をかけるよりも、新たなカモを見つける方が効率的です。

6.個人情報を調査するという脅しは嘘

 電話番号、メールアドレス、携帯の固有ID等から住所や氏名等の個人情報を取得できるというのも、大抵はハッタリです。
 それが完全にできるのは携帯電話会社だけですが、守秘義務があるので良質な業者に対してさえ一切教えません。
 また、この種の個人情報調査を謳った探偵業者もいますが、調査料がかかるので割に合いません。むしろ新しいカモを見つける方が効率的です。
 この種の悪質業者の請求を蹴ったからといって自宅にまで押しかけられたという例は、0%ではありませんが、実際にはほとんどなく、あっても本当にまれな例です。万一やってきたとしたら、今度は警察に通報するいい機会です。

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