手口の例

ワン切り

 一回電話のベルを鳴らして切ることを「ワン切り」と呼びますが、これを悪用した手口です。業者はワン切りでわざと着信を残しておきます。「誰がかけたのだろう?」と気になって、発信元の番号にかけ直すと、「料金後払い」をうたった有料アダルト番組等につながってしまい、後で電話で高額の請求をされることになります。

 料金に関する解説は、よく注意しないと飛ばしてしまい、気付かない人も多いようですが、業者は「最初のアナウンスを注意深く聞いてさえいれば必ず説明がある。それを聞いてなかった当人が悪い」と開き直ります。

悪徳率:90% 言い逃れの出来ない完全な「詐欺」にならないよう、業者も逃げ道を作っています。しかし勘違いしやすい作りに故意にしているため、悪徳であることに変わりはありません。また、高額な延滞料金は大抵、利息制限法や出資法に違反しています。

*)戻る