手口の例

マイナスポイント制

 「○ポイントまで無料」と謳う出会い系サイトに、「ポイントが0になる無料期間中だけ試用してみよう」と思って登録すると、突然怒濤のように自分宛のメールが来るため、すぐにポイントが減ってマイナスになってしまいます。ところがマイナスになっても警告は出ないし、料金を払うまでサービス停止というのではなく、ポイントを借金したことになっています。つまりマイナス分のポイントを買わなくてはいけなくなってしまいます。

 実は、そのサイトにはサクラがいて、自分のポイントを消費させるために気を持たせるようなメールを怒濤のように送っていたと気付くのは、その後のことでした。

悪徳率:?% このマイナスポイント制を登録時にわかりやすく表示していたかどうかが問題でしょう。もしそれがわかりにくい箇所に書かれていたり、全く書かれていなかったなら、悪徳有料サイト(1)の例と似ているでしょう。もしはっきりと書かれていたなら、残念ながら錯誤の主張は難しいかもしれません。

*)戻る