健全志向宣言

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質問箱

「健全」とはどんな定義ですか。

 漫画/アニメファンの間の世界では、どこからどこまでを「健全」とかいわゆる「成人向」と呼ぶかという暗黙の了解が、ある程度はできています。ウェブサイトなら「このサイトは青少年にふさわしくない画像があります」等の警告文が載ったり、同人誌即売会ならいわゆる“成人向け”カテゴリの区画で販売されたり「18禁」表示がされたりする、といった自主規制がある程度働いているのが、この世界だと思います。それとは逆に、未成年者にも健全に楽しむことのできる、猥褻な描写(ここでは刑法の定義ではなく一般的な意味で用いる)や残酷な暴力表現等を含まないウェブサイトや漫画同人誌等も星の数ほど存在しますが、この世界では一般に「健全」と呼ばれます。ここでは、基本的にこの慣例的な定義に準じて話を進めることとします。

 なお、本サイトの「健全」とは主に猥褻な描写の有無を指しており、それは異性カップルだろうが同性カップルだろうが、オリジナルだろうが二次創作だろうが同じです。特に女性を対象にした漫画同人の世界では、「健全」という言葉を違う意味で用いる事もあるらしく、異性カップルを「健全」、同性カップルを「不健全」と呼ぶ事があるようです。本サイト以外の「健全」サイトの同盟を謳った同盟リンク集の中には、そちらの意味で用いているところもあるようです。しかし、本サイトではその意味では用いていません。私が思うに、この用法はあまり一般的なものでない上に、詳しくは後述しますが誤解を招きうると思います。

なぜ健全サイトのマークが必要なのですか。

 エロ目当ての人だけが漫画やアニメ等のマニアではないぞ!ということをアピールする必要が大いにあるからです。

 世の中には、漫画やアニメ等の愛好家の世界をよく知らないくせに、「アニメみたいなキャラクターがあるから、同人誌関連だから、どうせいかがわしいヤツだろう」とか、「どうせいかがわしい鑑賞法が目当てなのだろう」と知ったかぶりして決め付ける人が、あまりにも多過ぎます。

 一例を挙げるなら、我々事情をよく知る人であれば、「少女漫画」と「男性読者向けの比較的健全な萌え系漫画」と「男性読者向けのエッチな漫画」の三者が違う物であることや、その見分け方を十分承知しています。たとえば少女漫画そのものは好きだけどエロは大嫌いという男性も大勢いることを知っています。しかしこの世の中、「登場人物の目が異様に大きく描かれていて可愛さを売りにしているからみんな似たり寄ったりだ」程度の認識しかない人も結構多いものです。

 加えて、最近は「アキバ系」という言葉と共に、漫画やアニメやゲーム等のキャラクター文化を楽しむマニア像がテレビや印刷物等を通じて一般にも知られはじめていますが、残念ながら奇抜でセクシーな「目立つ」「絵になる」部分ばかりしか紹介されないのがほとんどです。

 しかし実際にはいろいろな立場の愛好家がいます。エッチな内容を蛇蝎のように嫌い、その種の作品の愛好家を声高に非難するアニメマニアもいれば、他人の趣味に口出しはしないものの、自分自身の製作するウェブサイトや同人誌にはいかがわしい内容を載せない主義にしている人もいます(参考までに、ソフトで平和的な性描写程度は容認できても暴力的で反社会的なものには抵抗があるという人も見かけます)。みんな同じ考えであるかのように非難するのは、思慮に欠けた行動ですし、健全志向のアニメマニアの動機を疑い、いわれのない罪を着せることに他なりません。

 一見見落とされがちだが実際には大勢居る「健全志向」の愛好家という存在を忘れないで欲しい、というのが私の願いです。

マークを白いチューリップにした理由とは。

 チューリップは、子供から大人まで愛されている花です。そして花びらの白い色は、純真さ、清純さ、慎みを象徴する色として選びました。

 以上の理由で選んだものであり、花言葉に由来して付けているわけではありません。ご承知ください。そもそも、花言葉とは地域や解説書等によって大きな違いがあり、一概にこういう意味であると一つだけに決められるわけではありません。

健全志向のアニメサイトを運営していますが、白チューリップマークを貼る上で、会員審査や登録はありますか。

 会員審査や登録はありません。ご自分のサイトが健全志向と言えるかどうか、自主判断した上で、貼るかどうか判断してください。

ブログや掲示板の運営者でも使用することはできますか。

 通常のウェブサイトか、ブログや掲示板かの別はありません。健全志向の漫画/アニメ関連という条件を満たすならご自由にどうぞ。

私は18歳以上ですが、このマークを使ってもよいですか。

 はい。子供から年配者まで、どんな年齢層の方でもお使いいただけます。大人だからエッチな作品の方が好きだというのは、必ずしも真実ではありません。大人でもそういうのが苦手な人や、自分のポリシーとしてそういう内容をウェブサイトで取り扱わなかったり、自分自身見ない事にしている人も大勢居ます。

私は男(女)ですが、このマークを使ってもよいですか。

 はい。男女の別は全くありません。

 なお、女性を対象にした同人誌の世界に慣れている方への注意点ですが、本サイトの「健全」とは主に猥褻な描写の有無を指しており、それは異性カップルだろうが同性カップルだろうが、オリジナルだろうが二次創作だろうが同じです。同性愛ものさえ無ければ大丈夫、という意味ではありませんので、ご注意ください。

このバナーにはリンクを設定した方が良いでしょうか。

 リンクは必ずしも必要ではありませんが、もしリンクを張りたいとお思いでしたらご自由にどうぞ。

バナーを外すのは自由ですか。

 どんな理由にせよ、それは当人の自由です。そもそも強制ではありません。

このマークが付いているサイトなら、子供に見せても絶対安全でしょうか。

 これは飽くまでも自己申告であり、また大まかな基準は暗黙の了解があるとは言え、細かい部分では作り手と読み手とも、人それぞれ違うでしょうから、100%の保証はできません。

 特に、個々人の思想や宗教によって「健全」の基準が違うことがあります。たとえば黒人の出てくる漫画については意見が二分するでしょう。他の人が問題ないと思う内容でも、ある人は「差別的で子供には見せたくない」と解釈するかもしれません。ある人は「魔法」を「子供らしい想像力の自由な表現」とみなすかもしれませんが、ある人は自分の宗教的思想に基づき「オカルト的、悪魔的」と解釈して「不健全」とみなすかもしれません。そこまで厳格な基準が必要なら、このマークを決して過信すべきではありません。

 しかし一つ言えることとして、子供に見せても大丈夫な「可能性は高くなる」でしょう。過信することなく、飽くまでも一つの目安としてお使いください。

このバナーを勝手に付けたアダルトサイトを発見しましたが、通報した方が良いでしょうか。

 結論から言うなら、ほとんど必要ないでしょう。まず、そんな事例があること自体、あまり考えられません。それに、仮にそういう嘘をつくサイトがあったところで、それがいろいろ問題を引き起こしていずれ自然消滅するだろうことは目に見えています。

 もちろん、このバナーの著作権は私自身にあり、条件に合致するサイトでの使用に限り許可していますが、アダルトサイトでの使用は全く許可していないことを明記しておきます。

 とは言え、私は警察官じゃありませんから、明らかに問題がある場合は別として、あちこちのサイトを巡回しては細かい“違反”を見つけ出しては裁く、なんてことは、あまりやりたくありません。基本的にはサイト運営者各自の正直な判断を信頼したいと思います。

私のサイトは大部分は一般向で、一部分のセクションのみ18禁ですが、大丈夫でしょうか。

 考えてみてください。本誌は一般向の内容でも、18禁の袋綴じの付録が付いている本を、あなたは未成年者に売りたいと思うでしょうか。私個人の見解としては、「健全志向」サイトを自称する以上は、そのサイトに好きこのんで18禁セクションを作ることなど「看板に偽りあり」なので、絶対にやりたくないことですが。

水着姿や下着姿のイラストを載せているのですが、大丈夫ですか。

 結論から言うなら、内容によりけりです。人魚や天使の絵は、たとえ裸でも芸術的に描かれる事があるかもしれません。一方で、人物がいくら服を着ていたところで、暗に劣情を刺激するスタイルで描かれることがあるかもしれません。ただし、これらについて「どういうのは良くてどういうのは悪い」という規則を事細かに決めてしまうと、その規則集にない事柄が常に漏れてしまいますし、その規則集の抜け道を探る、つまり「芸術」を口実にして猥褻の限界に挑戦する態度を取る人が少なからず登場するに決まっています。これは好ましい事態ではありませんし、基本的にはサイト運営者各自の正直な判断をお願いしたいと思います。

 そのためにも、来訪者が健全志向のサイトに期待することとは何なのか、次の事柄を自問しながら正直に判断してください。それは状況として必然性のある自然なものだろうか、それともただ単にそういう姿を描きたいだけなのだろうか。慎みある描かれ方をしているだろうか。それとも体のラインを過度に強調するなど、下心を刺激することを主眼に置いた描かれ方をしているだろうか。こういう絵のスタイルの背景には、いわゆる“成人向”の漫画やゲームの影響があるだろうか。そのシーンが仮に高校の美術教科書やプレティーン向け少女漫画雑誌に載ったところで、違和感を感じるような少々露骨な内容だろうか。

「猫耳」のイラストは大丈夫ですか。

 来訪者が健全志向のサイトに期待することとは何でしょうか。次の事柄を自問しながら正直に判断してください。その猫耳とは、ただ単に猫っぽさや猫の可愛らしさなどを表現するためのものだろうか、それともセックスシンボルや、飼い主に隷従する奴隷として描かれているのだろうか。

 つまり、内容によりけりです。参考までに、私個人は「綿の国星」や「猫の恩返し」をはじめ、比較的健全な猫耳キャラの出てくる作品は大好きです。

「メイドさん」のイラストは大丈夫ですか。

 来訪者が健全志向のサイトに期待することとは何でしょうか。次の事柄を自問しながら正直に判断してください。ただ単に昔のお屋敷の姿を描いているだけか、そうでなく現代を舞台としていても、比較的健全な描かれ方をしているだろうか。それとも、男性の下心を満たすだけの存在として描かれていたり、主従関係をいいことに使用人をセクハラするような破廉恥な内容だろうか。服装は慎みあるものだろうか。それとも体のラインを過度に強調したり露出度の高い、色気を強調するだけで実際の家事には全く向かないものだろうか。

 つまり、内容によりけりです。参考までに、私個人は「エマ」や「シャーリー」をはじめ、比較的健全なメイドさんもの作品は大好きです。

いわゆる「百合」と呼ばれるカテゴリは大丈夫ですか。

 結論から先に言うなら、もし肉体関係そのものや、それを暗示する内容が描かれているなら、それが果たして「健全志向」と言えるでしょうか。

 とは言え、この言葉はもともとは女性の同性愛を指していたものの、最近は、そこまではいかないまでも女性同士の強い独占的な友情を指して使うこともあります(区別して「健全百合」とか「ソフト百合」とも呼ばれる)。そのことを言っているのであれば話は別かもしれません。次の事柄を自問しながら正直に判断してください。その女性同士の友情ないし愛情は、飽くまでもプラトニックな精神的結びつきとして描かれているだろうか、それとも肉体関係も描かれているだろうか。

 参考までに、私個人の見解としては、性表現の含まれるレズものは見ない主義だけれど、いわゆる「健全百合」(少々誤解を生みやすい語ですが…)に限ってはむしろ肯定的です(私が「健全」を「男女カップリング」の意味に使うことに否定的なのは、この理由もあります)。吉屋信子の「花物語」に代表される、大正〜昭和初期のいわゆる「エスもの」少女小説の世界なら大好きですし、この種の作品は、女性同士の独占的な強い愛情とはいっても、飽くまでも禁欲的で精神的な結びつきとして描かれています。この種の作品で描かれている世界は、一般的な意味での同性愛とは趣を異にするというのが私の見解です。最近、そういう古典的な世界をリバイバルさせたような「マリア様がみてる」という少女小説が人気を博していますが、似たようなものでしょう。

いわゆる「やおい」や「ボーイズラブ(BL)」と呼ばれるカテゴリは大丈夫ですか。

 「やおい」も「BL」も大抵は男性同士の性描写を含む作品の意味で使われる語のようですが、結論から先に言うなら、もし肉体関係そのものや、それを暗示する内容が描かれているなら、それが果たして「健全志向」と言えるでしょうか。

 とは言え、もし少女小説にたとえるなら「マリみて」程度の健全な物語を男版にした程度の、性表現を一切含まない友情物語であれば、話は別かもしれません。次の事柄を自問しながら正直に判断してください。その男性同士の友情ないし愛情は、飽くまでもプラトニックな精神的結びつきとして描かれているだろうか、それとも肉体関係も描かれているだろうか。

「健全」とは、もっと厳格な基準であるべきです。こんな緩くて曖昧な基準なら、私は「健全」と呼びたくありません。

 それでは、あなたのウェブサイトであなたご自身がその厳格な基準の模範を示してみてはいかがでしょう。「健全志向」バナーを貼るか貼らないかは別問題として。あなたご自身のウェブサイトである以上、厳しい分には一向に構いませんし、ここに事細かに書かれてなくとも、この場合は「ノー」と言うべきだ、という基準は、皆さん個人個人への宿題です。

 私は、「PTAが健全系作品に求める基準」とか「厳格なキリスト教教派が健全系作品に求める基準」といった特定集団の持つものさしは、ここではあえて提示しません。それは、そういう組織に所属していたり、その組織の理念に共鳴している個々の人が個人的に適用すべき基準です。立派な基準なのかもしれませんが、他人に無理に押しつけるべき性格のものではありません。

 ここでは、健全系つまり“非アダルト系”を自称するコンテンツとして、一般常識的にせめてこれくらいは守って欲しいという最低ラインを簡単に紹介するに止め、細かいケースについては皆さん自身の頭で正直に考えていただきたく思いますし、その判断も時と共に鈍らないよう定期的に見直してみることをおすすめします。私が本当に提示したいのは、厳格で緻密な規則集ではなく、健全系コンテンツを作り出す上での「考え方」というものです。背後の考えさえ理解していれば、多くの規則は必ずしも必要ありません。それで、「健全ルール」ではなくあくまでも「健全志向」なのです。

性表現を含まないから「健全」というのは、「性=悪」と決め付ける偏見です。性表現も立派で健全な文化です。

 それでは、その立派で健全な文化とやらを、あなたは良心のとがめもなく、子供達に平気で見せることができますか。人目をはばからず公共の場で朗読することができますか。

 中には、「子供に性教育は必要」とか「子供に性について教えておかないと間違った知識を覚える羽目になる」などの理屈を付けて、子供にこの種のいかがわしい漫画を読ませる事を正当化する、極端な主張をする人も一部にいます。しかし、はっきり言います。こんなの、ほとんどが欠陥教材です。それが証拠に、一方でこのように主張していながら、他方で「現実と虚構は違う」と主張している人もいるようですが、それは矛盾ではないでしょうか。つまりこの種のいかがわしい作品は現実に通用しない嘘の知識を教えている、と言っているも同然ではありませんか。そんなのは、仮にフィクションとしては許されても、果たして性教育に使える教材と言えるでしょうか、それともただの言い訳でしょうか。

 もっとも、私はガチガチの純潔原理主義者ではありませんし、性表現はどんな場合でも100%不要だと言いたいわけではありません。しかし、ちょうど食事中に排便の話を避けるのと同じように時と場合をわきまえ、また慎みを持って正しい知識を伝えることが肝腎であると考えます。そして、その種の話題の無い場所を必要としている人も大勢いるのは事実であり、その需要を満たすことも必要だと思っています。

性表現の氾濫が性犯罪につながるという考えに科学的根拠はありません。

 私はこんな事は一言も言っていませんが、何か?

 このバナーは飽くまでも自分のサイトの傾向の自己申告に過ぎません。この種の考えが正しいか間違っているかとは別問題です。

性表現の否定は表現の自由の侵害につながると思うのですが。

性表現の抑圧は、その捌け口を除いて性犯罪につながる危険思想だと思うのですが。

 このバナーはそもそも、性表現を含むウェブサイトを糾弾する反対運動や、法的規制を求める運動などではありません。そういう運動は往々にして、動機は良くてもちょっとズレていたり、余計なお節介として反撥を買ったりすることも多く、限界もある上に結局むなしいと感じることが時々あります。

 このバナーの趣旨はそのような「他人のコンテンツにケチを付ける」ためのものではなく、飽くまでも自分のサイトの傾向を表明する目的のものです。自分のウェブサイトがこのバナーの趣旨に合い、またこのキャンペーンに賛同するという人だけ、自由に貼れば良いだけです。

こんなのは言い訳です。成人男性が少女漫画や少女向アニメを見る事自体がそもそも不健全です。その動機の背後には、ヒロインに対するみだらな気持ちがあるからに100%決まっています。

 その考えが100%正しいと断定できる理由はどこにあるのですか。まさか、自分は神だから人の心を読むことができるなどと言うのではないでしょうね。

 逆に私もあなたに言います。あなたがそんな邪推をする動機の背後には、あなたの卑猥な妄想に基づく思い込みがあるからに100%決まっているのではありませんか。もし「違う、そうではない」と反論するのであれば、「こんなのは言い訳に過ぎない」と付け加えることにしましょう。

 閑話休題。このような決め付けは、「エレキはみんな不良の音楽」とか「オートバイ乗りはみんな暴走族」と同じような偏見ではないでしょうか。実際にはまじめな愛好家も大勢居るという事実を知ってください。

 そもそも、男が少女漫画を見るようになる背景には、性に対する興味どころかまったく逆の、少年漫画の一部に見られる暴力と性を強調する傾向への反撥が、往々にしてあるものです。「肉体より精神を重視するから少女漫画」、つまり、一般的に、少年漫画は肉体を強調し、少女漫画は精神を強調することが多いからです。男であっても読み方に慣れた人は少女漫画のストーリーをちゃんと理解できますし、ヒロインの色仕掛けに釣られてストーリーそっちのけなどでは決してなく、ストーリーをちゃんと理解したがゆえにその物語が好きなのです。

 大体、ヒロインに恋するのではなくヒロインに感情移入するのが少女漫画の読み方であるし、「清純な物語だからこそ少女漫画」を選ぶ男も決して少なくありません。そんな人にとって、下心は清純さの幻想を打ち壊す不快極まりない要素以外の何物でもないのです。

 なお、男性が少女漫画を読む事に関しては、昭和50年代以降、だんだん社会的にも一般化し、「子供の娯楽」だけでなく大人も楽しめるものに変わっていることを最後に付け加えておきます。また、アニメに関してもおおむね同じ事が言えます。

昔、似たような趣旨の「白色りぼんの会」がありましたが、その会が復活したのですか。

 いいえ。谷原ひなた氏がかつて運営していた「白色りぼんの会」とは一切関係ありませんし、趣旨も細かい部分では異なります。

 谷原ひなた氏は自身絵描きさんで、自分のイラストを載せたウェブサイトを作成していました。「白色りぼんの会」は健全志向の少女漫画や絵本の創作活動をする人を主眼に置いた登録制のグループでした。

 対して私は絵を描く事よりも、アニメ作品の紹介やアニメファン同士の交流を主眼に置いたウェブサイトを作成しています。「白チューリップマーク」は、創作活動のみならずファン活動をも含めた広い範囲のウェブサイト運営者を対象にした、自己申告制のバナーです。

 私自身はかつて「白色りぼんの会」の準会員といった位置づけの「白色りぼんCLUB」の会員であり、このサイトも「白色りぼんの会」の健全志向ポリシーに多大の影響を受けています。しかし、本サイトの目的は少し趣旨が異なる上に、おんなじ白いリボンだと真似になってしまうので、あえて別のシンボルマークを選びました。


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