チッチとサリーの花詩集

〜「小さな恋のものがたり」のセクション〜

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もくじ
登場人物 「小さな恋のものがたり」に登場する人物のリスト(未完成)。
書籍 「小さな恋のものがたり」をはじめ、みつはしちかこ著の書籍リスト。
解説 作品中に出てくる昔の流行語などに関する解説。
作品中によく出てくる花。
用語集 「小さな恋のものがたり」の、ちょっとした用語辞典。
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リンク集 小恋関連のリンク集です。

 念願だった「小さな恋のものがたり」ホームページを作ってみました。何を隠そう、私は男だけど、こういうほのぼのとした漫画は大好き! 今、古本屋巡りで集めたのを読んでいるところです。

 「小さな恋のものがたりって、どういう話だったっけ? あ、チッチとサリーね。昔やってた……」なんて声も聞きますが、実は今でも毎年単行本が出ています(ハーイあっこですとは違って万年高校生らしい。サザエさんみたいだ(^^;)。今では、みつはしちかこ先生というと「ハーイあっこです」の方が有名になってしまいましたが、あわて者で時々ジェラシーに燃えるあっこと、横顔しか見せない(^^)ハンサムでちょっと浮気者?のジュンちゃん、という関係は、まるでチッチとサリーの未来の姿を見るようです。(1997年、このセクションが出来た時の紹介文より)


ものがたり

 背が低くてモテないことが悩みのチッチ(小川チイコ)。しかしそんな彼女にも初恋はやってきたのでした。

 ある雨の日、傘を持ってなかったチッチはびしょぬれになりながら、とぼとぼと帰り道を歩いていました。しかし、ふと目を上げると、そこには大きな傘が。突然現われたノッポでハンサムな男の子(村上君)は、チッチにそのボロ傘を手渡すと、雨の中を走って去ってしまいました。これをきっかけに、チッチの初恋の物語は始まるのでした……。

 だけど、サリーこと村上君はカッコよくて女の子にモテモテでちょっと浮気者。はたしてチッチの恋の行方は……?


漫画版

 「小さな恋のものがたり」の単行本は毎年一回、5〜6月頃に出されています。

 かつて立風書房から、第1〜26集相当の内容を、全13巻の漫画文庫としても発売されていました(1冊に単行本の2冊分を収録)。

 単行本を古本屋で見かけることも時々ありますが、しばらくして行ってみるとなくなっていることがよくあります。今でも結構人気があるみたいですね。

 なお、現在「まんがタイムファミリー」誌にも毎月連載されています。


アニメ版

 私がチッチとサリーに初めて出会ったのは、(記憶に間違いがなければ)アニメ版「小さな恋のものがたり チッチとサリーの初恋の四季」(1984年3月20日放映)でした。ちょうど原作第3集の、夏休みのキャンプの話が印象に残っています。

 ちょうどサッポロビールのリボンちゃんみたいに小さな体とペタンコな足で、ワガママでジェラシーが強くて、でもやっぱり可愛いチッチが、非常に印象に残ったのを思い出します。おぼろげな記憶しかありませんが、結構出来はよかったと思います。

 日本コロムビアからビデオも出たらしいです。


テレビドラマ版

 「『小さな恋のものがたり』うちあけ話」(みつはしちかこ著、立風書房刊)によると、「小さな恋のものがたり」は1972年にテレビドラマ化されたらしいです。主役は岡崎友紀、サリー役は沖雅也。『この時、TV局に読者から「チッチのイメージがこわれる!」と、抗議の手紙が殺到。』とありましたが、でもどんな作品だったのかちょっと気になります。


音楽

 作品中のみつはしちかこの詩の中には、曲が付いて歌になったものもあるようです。児童合唱、女声合唱の楽譜があるという情報もどこかで見ました。


著者

 「小さな恋のものがたり」の著者である、みつはしちかこは、1941年、茨城県の生まれ。本名は三橋千禾子(ちかこ)。現在結婚しているが、旧姓をペンネームに使用しているそうです。

 1962年6月より4コマ漫画「小さな恋のものがたり」を「美しい十代」誌で連載開始。かつて「ハーイあっこです」を朝日新聞で連載していたことでも有名ですね。その他、エッセイも数々執筆しています。


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