廃墟に関する本サイトの方針・廃墟の危険に関する注意
本サイトの方針
- 歴史的建造物等の写真による記録が目的
- 肝試し等、心霊関連のサイトではない(私は最初から建物や歴史の方に興味があり、心霊系は興味ありませんでした)
- 外から眺めたり写真を撮ったりが原則で、建物の内部探検を煽るものではない
注意
廃墟に興味をお持ちの方へ、念のために幾つか注意事項を記しておきます。
1.民家のある場所では、付近住民に迷惑をかけないこと(当たり前ですね)。例えば以下の事項に注意。
- なるべく目立たぬように(大人数は目立ちます)。
- 周りで騒がぬように(近所迷惑になります)。
- 夜の来訪はできるだけ遠慮するように(寝ている人もいます)。
- 廃墟に落書きをする、ガラスを割る等の破壊活動は絶対しないこと(常識ですね。愚連隊と間違われます、というか愚連隊です)。
- もちろん、ゴミを周りに捨てないこと。
2.敷地内、特に建物の中に入るのは危険です。例えば
- 床や階段の木材や鉄板等が腐蝕していることが多いです。床が抜けてしまうことがあります。また、暗いと穴に気付かずに落ちてしまうことがあります。大きなコブをこさえて痛がって終わるのは漫画だけです。打撲・骨折・場合によっては死も覚悟です。
- 廃墟は、鳩の巣になっている事も多いそうです。床は足の踏み場のないほど鳩の糞で充満していたり、鳩の糞の粉塵が舞っていたりすることがあり、防塵マスクがあっても耐えきれないほどの臭さであることがあるそうです。
- 金属片やガラス片が刺さったり、有害な粉塵が目に入ったり吸い込んだり、工場等では有害薬品や有害放射線を浴びることがあります。最後については、金属の非破壊検査用や医療用等、民間でも放射性物質は結構扱われているので注意。
- 地下や穴の中などは、二酸化炭素の濃度が濃い可能性があります。このような場所では、気付かないまま気を失って、そのまま重体になるか、最悪の場合酸欠死してしまいます。
- 廃墟の中では火気厳禁です。漫画やテレビの真似をして、たいまつ・ローソク・ライターなど裸火を使って探検してはいけません。また、たばこや花火も危険です。なぜなら……
- 燃料や自然発生したガスが爆発する恐れがあります。死んでも知りません。昔よく炭坑で起こっていた爆発事故をテレビで見たことのある人は(二十代以上なら)多いかもしれませんが、あれに似た事故がいとも簡単に起こります。
- 火事が起こってもスプリンクラーは作動しませんし、消火栓も動かないし消火器も用意されていません。非常口から逃げようにも扉がふさがっていたり、階段が朽ち落ちているかもしれません。それに、119番を呼ぶ公衆電話もありません。あっという間に燃え広がって、逃げることもできずに人間の蒸し焼きができてしまいます。
- 建物内部が暴走族や愚連隊のたまり場になっている場合があるので危険です。
- 最後に、中に入ると管理人や警備会社や警察に捕まっちゃうことがあります。セコムが入ってるところもあります。
このような危険があるため、中に入るのはおすすめできません。写真で満足するか、もし行くとしても、外から眺めて楽しむだけにとどめておきましょう。また、私は建物内部へは原則として侵入しない方針であるのと、内部探検を煽らない意味でも、本サイトでは建物外部の安全な場所から撮った写真のみ掲載します。
人が踏み入ることがなく、自然に朽ちていくものこそ、真に美しい廃墟の中の廃墟。
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