懐メロ豆知識
このセクションは、筆者のうろおぼえによるものも含まれており、もしかしたら幾分不正確な情報もあるかもしれません。
あらかじめご了承ください。
カンカンって何?
「♪あの娘かわいやカンカン娘」の「銀座カンカン娘」。
さて、その「カンカン」とはフレンチカンカンのことだと私はずっと思ってきたが、正解は「今でもわからない」らしい。
曲の発売当時もカンカンガクガクの論議がされたらしいが、結局結論は出なかったという。
替え歌(1)
金鵄(きんし)上がって十五銭
栄えある光三十銭
今こそ来たぜこの値上げ
紀元は二千六百年
ああ一億の民は泣く
皇紀2600年(=西暦1940年)を記念して作られた歌「紀元二千六百年」は、替え歌の方がかえって有名になったかもしれない。
「金鵄(きんし)」(=ゴールデンバット)、「光」という煙草の値上げを風刺した歌である。
ヅロースの女王
「♪窓を開ければ 港が見える」の「別れのブルース」で有名な、「ブルースの女王」淡谷のり子。
淡谷のり子は、地方公演に出かけた時、「ヅロースの女王 淡谷のり子」という看板を見ることが時々あったそうな。
トンデモナイ間違いである。
淡谷のり子と言えば、憲兵に食ってかかったとか、戦時中でもドレスを「私の国民服」と言って譲らず、着続けた、というような勇気あるエピソードもよく知られている。
また、私のように20代以上の世代は、「ゲルマニウム美容ローラーのおばあちゃん」として知っている人も多いだろう。
替え歌(2)
全歌詞を忘れてしまったが、「リンゴの唄」も替え歌があったらしく、サビの部分は
リンゴ高いや、高いやリンゴ
だとか。
関係ないけど、1980年代のマッキントッシュも「リンゴ高いや〜」だったなあ。
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